シミュレーション教育では、ファシリテーターを特定の職員に任せていると、その人が異動してしまうと、運営が滞ってしまうケースがある。福岡女学院看護大学では、そうした事態を避けるため、すべての教員がシミュレータを使いこなせるようになることを目標にしている。そこで、シミュレーションに精通した講師が直接、大学に来てくれる「教育サービス」に注目した。この日も8名の教員が受講し、SimPadの操作の仕方から患者シミュレータの連動、授業での活かし方を体験した。

 

臨床現場で活躍できる看護師を育てるには何が必要か?
それは体験という大きな意義を見つけました。
しかし私たちは、シミュレーション教育に関しては、素人でした。
皆で、ひとつひとつ教わりながら授業への活用法を学びました。

       学長特命補佐・教授 シミュレーションセンター長   
                    前田 三枝子 先生   

 

 

満を持してシミュレーション教育授業開始!

早速、シミュレータを用いた演習がスタート

 

10月28日、4年生の選択授業「総合看護演習」で、患者シミュレータを用いたロールプレイが行われた。ディブリーフィングの際、学生たちは「緊張したが、自分たちの動きを振り返ることで、良かった点や改善点を確認できた」「実践することで気付くことがたくさんあった」と感想を述べていた。これらの声に教員たちは自信をもち、さらに多くの授業でシミュレーションを導入していく準備を進めている。

 

《レールダル教育サービスを受講した先生方の声》

Q:シミュレーション教育をどう利用したいですか?

 臨書現場に限りなく近い状態で、学ぶことができるので、術後の患者さんの観察時に異常を早期発見するとか、回復に向けての援助に活用していきたいです。

 

                                         成人・老年看護学領域     
                                        講師 中村 真理子 先生    

 

 

  実際に患者にふれあうと、学生はどうやって向き合って良いかわからないといった声が今まではあったけれでも、Juniorで練習しておくことで、彼女たちは心の準備ができます。

 母性・小児看護学領域 
 講師 渡邉 晴美 先生

 

 

Q:教育サービスの講師の説明はいかがでしたか?

  私たちの視点にあわせて、必要なポイントを教えてくださっているなと感じました。今回、SimManエッセンシャルで作り上げたひとつのシナリオが、SimPadや他のシミュレータにも活用できるので、便利だなと思います。   
    

 成人・老年看護学領域 助教 
シミュレーショントレーナー   平川 善大 先生