救命の連鎖を確実に

 

500,000人の命、500,000の物語

マーシャル・ヘイスティングス君(9歳)のの元気な姿をご覧ください。

この少年の心臓が、水泳協議中に停止してしまったとは
誰も想像できないでしょう。

早急にCPRを行ったおかげで、マーシャル君の心臓は復活し、
生きることが出来たのです。

 

 

私達は、2020年までに500,000人の命を

救うことをミッションとしています。

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1分につき2人が心停止を起こしています。

先進国だけをみても、1年に100万人以上の人々が突然の心停止で倒れています。

そして突然の心停止に見舞われた人々の蘇生率はわずか10%です。

最新の研究結果から、質の高いCPRを実施することにより、

心停止からの蘇生率を50%まで高めることができると考えています。

 

   
 

デンマークでの蘇生プログラム 

2001年より、人口の36%にもおよぶ人々が心肺蘇生トレーニングを受講しています。

今では200万人ほどのライフセーバーがいます。

彼らと電話通信指令との連携により、バイスタンダーCPRの実施率は上昇しています。 

 

重要なのは数だけではなく、質である

蘇生率に影響を与えるのは、ライフセイバーとしての能力を備えた人の数ではありません。重要なのは、その質の確かさです。

質の高いCPRを実施すること、そしてCPRの効果を客観的に評価し、フィードバックを与え能力を保持することが重要な要素となるのです。

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善きサマリア人の物語

韓国に感銘を与えた10歳のスビン

 

10歳になるスビンは、母親とともに買い物に出かけていました。
そのとき、2人は人々の叫び声を耳にしました。 そこには50歳の初老の男性が倒れていましたが、まわりの大人たちはどうしてよいのかわからない様子でした。 スビンはその4時間前、地元の消防署でCPRの訓練を受けたばかりでした。スビンはすぐに行動を起こし、男性の胸を1分間押しつづけました。すると男性が咳をしはじめ、スビンの手を取り、話しかけたのです。救急車が到着した時にも男性は意識を保っており、その後完全に回復しました。

 
   

一緒にたくさんの命を救いましょう

 

過去よりCPRトレーニングに注力してきたシアトル(米国)は、

数十年もの間、優れた蘇生率をあげ続けています。

継続的な改善に焦点をあてた結果、

現在では21%もの蘇生率となっています。

 

米国心臓協会(AHA)と英国心臓財団(BHF)はともに幅広い層を

対象としたプログラムを実施し、学生や一般の方々などに

トレーニングを行ってきました。

     
 

The future of CPR as we see it

 

     

     

 

レールダルは様々なパートナーと協力し、お客様にとって有効なプログラムが実施できるよう多様なサポートさせていただいております。アメリカからオーストラリア、デンマークから韓国までにみられる実績がその事実を物語っています。

韓国のソウル市ノウォンでは、大規模なバイスタンダーCPRトレーニングを実施しました。3年間で3万人の人々がトレーニングを受講し、生存率は、2倍以上にも上昇しました。

スウェーデンでは、1998年には156人だった心停止からの蘇生者数が2013年には539人に増加しました。247万人の人々を対象に実施した客観的なトレーニングと、電話での口頭指導によるCPRを導入したところ、このように蘇生者数が急増したのです。

テキサス保健資源局において、米国心臓協会との協力のもと行われたRQIプログラムでは、CPRトレーニングの実施方法を変更し、CPR能力を維持する画期的な手法を採用したことにより、蘇生率に関して有効な成果が示されています。

 

重要なのは、コミュニティイニシアチブとしてCPRトレーニングの実施回数を増やすと同時に、CPRの質を高めることです。大規模なCPRトレーニングプログラムを実施し、さらにCPRの効果を客観的に評価して、指針とする質の高いトレーニングを頻繁に実施すれば、私たちは一緒に多くの命を救うことができるのです。